柳沢城
旧柳沢城見張り台 この地は、天文(1532〜)・弘治(1555〜)・永禄(1558〜)・元亀(1570〜)・天正(1573〜)年間の約40年に渡り、柳沢隼人佐直孝が、柳沢、草香の領地を治めていたころ柳沢城の見張り台のあった場所で、郡家、尾崎方面を往来する舟や、はるか瀬戸内海を航行する船も監視したといわれています。また北側には伊弉諾神宮、南方面には岩上大明神を拝し、そのあたりに残る山路や岩上大明神に通じる参道も現存し、人々に天正の昔を語りかけています。